2010年 台湾レポート
初めての台湾旅行。
また僕の家族のルーツでもある台湾。
父は台湾で生まれ育ちました。
日本とも歴史的に係わりが深く、また中国や韓国と異なり、親日である国台湾。
二つの中国が世界的に認知されていない状況、大陸との統一の賛否。
外省人と内省人の温度差。
そして楽器製造産業の隆盛。
多くの疑問や、政治や歴史に対する興味は尽きることがありません。
一番の目的は祖父の50回忌の前に、一度この目でその地を見て、その地に立ちたかったのです。
僕の使用楽器は台湾生まれ。
まず中島楽器の中島社長に相談、台湾のカドソン社に連絡を取って貰いました。
しかも中島社長とは、現地で合流できるという好条件。
初めて趣く国なので、とても心強いです。
早速初日から、今回の旅行を振り返ってみます。
中華航空でのフライト。 機内は快適。 しかし厚い雲に覆われていたために、美しい南方の 島々の写真は撮れませんでした。
空港に到着すると、カドソン社の家族全員で 迎えに来てくれました。 右から社長の蔡(サイ)さん、僕、 やり手の経営者であり奥さんの林(リン)さん、 娘さんのティエンとユエン。 花束付き!
非常に長いレポートになりましたが、最後までお読み下さってありがとうございました。 このHPをご覧の方々は、音楽を通じて僕のことを知った方々だと思います。 かなり音楽と離れた思想など、不快に思われた方もいらっしゃるでしょう。 ジャズ・ミュージシャンは、難しいことを考えてはならないという意見もあります。 けれど僕みたいなのが多少存在しても、世の害悪にはならないでしょう。 またステージ上では、このような話題が出ないように心がけています。 音楽を聴きに行って、思想の話をされたんじゃたまりませんから。
中華航空でのフライト。 機内は快適。 しかし厚い雲に覆われていたために、美しい南方の 島々の写真は撮れませんでした。